• ホーム
  • 【アレルギー】花粉症の海外事情とは?

【アレルギー】花粉症の海外事情とは?

一般的に花粉症と呼ばれるものは時期的に花粉が飛ぶ時期に起こるものです。このため季節性アレルギーとも呼ばれます。ただし季節性とは言うものの植物の花粉は冬を除けば飛んでおり、人によってアレルギーを起こすものは変わってくるものです。日本では、特にスギ花粉による影響が大きいため時期的には本州では2月中旬から5月上旬にかけて起こるものです。一方でヒノキ花粉は、スギと入れ替わるように4月下旬から6月下旬まで飛散します。多くの人はスギ・ヒノキによる花粉症であるためシーズンとしては3月から6月にかけての時期です。これらは植林によって引き起こされたものであるため、日本特有のものといえます。なお、スギ・ヒノキ以外にも起こりやすいのがイネ科やブタクサによるもので、イネ科の場合には5月から9月にかけて、ブタクサは8月から10月にかけて飛散するものです。このためアレルギー体質の人からすれば、冬を除けばほぼ発症するリスクがあるものといえます。

このような花粉症の症状に悩まされるのは実は日本だけではありません。欧米でも枯草熱という言葉があり、海外でもアレルギーを起こす植物の花粉が飛散する時期になると、日本と同様に症状に苦しめられる人が多くいます。しかしスギ・ヒノキを由来とするものは比較的少ない傾向にあり、スギ・ヒノキ花粉症は日本特有のものです。海外で原因となるものは樹木ではスギ・ヒノキ以外が中心ですが、イネ科の植物に関しては世界的に生息しており、特に穀倉地帯では多く飛散しています。また日本では少ない植物の花粉にアレルギーを起こすような場合には、当地でアレルギーを引き起こすことがあり花粉症となる可能性があるものです。

このような事情から、実のところ花粉症ではない外国人が日本にやってきてスギ・ヒノキなどの日本特有の花粉に晒されることで花粉症デビューしてしまうというケースも珍しくありません。外国人であってもアレルギーが起こる仕組みは同じですから、軽い症状で済む人もいれば重症化する人もいます。一方で日本人も海外に旅行にいったさいに、その滞在先で日本では少ない植物の花粉に晒されて花粉症デビューするといったパターンもあるものです。ただ世界的に見れば花粉症が大きな問題となっている国はそれほど多くなく、むしろ花粉が原因で毎年多くの人が症状に苦しんでいるのは日本特有のものといえます。このためシーズン中は花粉の飛散が少ない場所へ避難するといったことも辛い症状に遭遇しないための手段です。

関連記事
抗ヒスタミン薬のジルテックは効果あり? 2019年10月18日

ジルテックは、主成分がセチリジン塩酸塩を含んだ第二世代の抗ヒスタミン薬です。ジルテックの適応はアレルギー性鼻炎や蕁麻疹、皮膚の発疹や湿疹などになります。ほかの抗ヒスタミン薬と同じで、作用としてはヒスタミンH1受容体拮抗作用によりアレルギー物質が結合するのを防ぎ、これによってアレルギー反応を起こさせな...

アレルギー治療薬のクラリチンはロラタジン配合 2019年09月19日

アレルギー治療薬にはさまざまな種類があり、多くの薬が販売されているものです。そのような数多くある抗ヒスタミン剤のひとつにクラリチンがあります。クラリチンは主成分にロラタジンを配合しているもので、このロラタジンは他の抗ヒスタミン剤と同じ働きを行いかゆみを抑えるものでヒスタミンH1受容体拮抗薬です。クラ...

アレグラの主成分は○○○!効能や副作用についても解説! 2019年08月30日

世の中にはさまざまな抗ヒスタミン剤がありますが、いずれも共通していることはかゆみの原因となるヒスタミンH1受容体を機能させなくすることです。アレグラも、そのような抗ヒスタミン剤のひとつになります。アレグラは、フェキソフェナジン塩酸塩を主成分としているヒスタミンH1受容体拮抗薬であり、その用途としては...

湿疹とは?放置して悪化する前に対処しよう! 2019年08月13日

花粉症の多くは、粘膜で起こるもので症状としても目や鼻が中心です。しかし、アレルギー自体は身体のどこで起こってもおかしくないもので皮膚にあらわれることもあります。皮膚であらわれる症状としては湿疹で、一過性のケースもありますが、悪化するリスクもあるためいつまでも治らないような場合には治療を受けることが大...

アレルギーにはザイザルで対抗しよう 2019年07月03日

アレルギーは、無害な物質に対して身体にある免疫が異常に反応することで起こるものです。症状としてはかゆみや湿疹、またくしゃみといったもので、目で起こると涙が出ますしかゆみも伴います。また鼻で起こればくしゃみや鼻水が出るようになり、皮膚ではかゆみと湿疹です。アレルギーは誰でもなる可能性があるものですが、...